暑い夏に野菜を育てるのは難しそう…と思っていませんか?
実は、人参には夏でも育てやすい品種があり、プランターでもO K。
この記事では、7月・8月に種まきができる人参の品種から、育て方・収穫・病気対策までをまるっと紹介します!

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7〜8月に種まきできる人参のおすすめ品種
①夏まき五寸(タキイ種苗)
- 暑さに強く、発芽・生育ともに安定
- 標準な五寸サイズ、甘みも◎
②ベビーキャロット(ミニにんじん)
- プランター向き、約60日で収穫可能
- 子どもと育てるのにもぴったり
③恋ごころ
- 根の長さが短く、病気にも強い
- カラフルな見た目で家庭菜園に人気
種まきの適期と気をつけたい気候条件
- 冷涼地:7月上旬〜8月中旬
- 中間地〜暖地:7月下旬〜8月末
- 発芽適温は15〜30℃なので、真夏は朝夕の水やりと日よけが重要
人参の種の巻き方と育て方【手順とコツ】
手順1:深さ20〜25㎝以上のふかふかの土を用意
- プランターなら深型タイプを使用
- 土は「野菜培養土」または赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1
手順2:条まきでスジ状まく(1㎝間隔)
- 覆土は1〜2㎜程度
- 種の上に新聞紙や寒冷紗をのせると◎
手順3:発芽まで毎日朝夕に水やり
- 発芽日数の目安:5〜10日
- 乾燥が大敵!発芽が最重要ステップ
間引き・追肥・土寄せのタイミング
作業タイミング | 内容 |
本葉2〜3枚 | 第1回間引き(2〜3㎝間隔) |
本葉5〜6枚 | 第2回間引き(5〜6㎝間隔)+追肥 |
根の肩が見えてきたら | 土寄せ+必要なら2回目の追肥 |
※追肥には液体肥料や化成肥料を薄めて使うと安心です。
人参栽培でよくある病気・異変とその対策
うどんこ病(葉が白く粉っぽい)
- 【原因】乾燥・高温・風通し不足
- 【対策】葉を間引く・防除スプレー・水管理
苗立ち枯れ病(発芽後に倒れる)
- 【原因】過湿・連作
- 【対策】土壌消毒・水はけを良く・連作回避(3年空ける)
虫害(ヨトウムシ、アゲハの幼虫など)
- 【対策】防虫ネット・見つけたら即駆除・薬剤散布も検討
根が二股・曲がる
- 【原因】土が硬い・未熟肥料や小石
- 【対策】よく耕す・石や根を取り除く・完熟堆肥使用
根が割れる
- 【原因】乾燥後の急な雨や水やり
- 【対策】水やりをこまめに・雨よけをつける
収穫の目安とポイント
- 収穫時期:種まきから約60日〜90日後
- サイズ目安:直径2〜3㎝以上、色が濃くなる
- 茎をつかまず、根元を手で押さえて引き抜く
まとめ|夏からでも育てられる!人参栽培にチャレンジしよう
7月〜8月でも、品種と環境を選べば人参はしっかり育てられます。種まき後の水やりと間引き、病気・虫の予防を押さえれば、秋には甘くて新鮮な人参を収穫できますよ!
ぜひ、今年の夏は家庭菜園で「夏まき人参」にチャレンジしてみてください!

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