「家庭菜園を始めたいけど、何から手をつけていいか分からない…」
「夏野菜の収穫が終わって、なんだか畑が寂しくなちゃった」
もしあなたがそんな風に感じているなら、秋は家庭菜園を始めるチャンスです!
夏の厳しい暑さが和らぎ、植物がのびのびと育ちやすいこの季節。
今回は、家庭菜園初心者の方でも失敗しにくく、いつもの食卓をぐっとおしゃれにしてくれる秋まきヨーロッパ野菜を3つ厳選してご紹介します。
1.見て楽しい、食べて美味しい!カラフルな「スイスチャード」

ほうれん草の仲間であるスイスチャードは、赤、黄、白など、鮮やかな色の茎が特徴。
畑やプレンターにあるだけで、気分が華やぐこと間違いなしです。
- なぜ秋まきがおすすめ?
- 暑い時期は育ちにくいので、涼しくなる秋にまくとぐんぐん育ちます。
- 寒さに比較的強いので、霜が降りる時期まで長く収穫を楽しめます。
- 育てるコツ
- 日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
- 乾燥に弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりあげてください
- 外側の葉から順に摘み取る「葉かき収穫」をすれば、株が弱らず、次々と新しい葉が出てきて長く楽しめます。
- とっておきの食べ方
- オリーブオイルでニンニクとソテーするだけで、茎の色がより鮮やかに。
- 茹でてから細かく刻み、キッシュの具材にしてもおしゃれです。
2.ピリッと大人の味!香り高い「ルッコラ・セルバチカ」

ゴマのような香りと、後からくるピリッとした辛味がクセになるルッコラ・セルバチカ。
一度育てたら、その手軽さとおいしさにきっと夢中になりますよ。
- なぜ秋まきがおすすめ?
- 暑い時期は生育が止まりがちですが、涼しくなると再び元気に育ちます。
- 春まきにからべて病害虫の被害が少ないので、より手軽に栽培できますよ。
- 育てるコツ
- 日当たりの良い場所を好み、水をあげすぎると根腐れしやすいので注意。
- 葉が小さいベビーリーフの状態で収穫すると、柔らかくマイルドな辛味を楽しめます。
- とっておきの食べ方
- ベビーリーフは生ハムやチーズと一緒にサラダでどうぞ。
- ピザやパスタの仕上げに散らすだけで、いつもの料理が本格的な味わいに変わります。
3.ほろ苦さと甘みが絶妙!万能野菜「チーマ・ディ・ラーパ」

イタリアの伝統野菜で、葉、茎、花芽のすべてが食べられるチーマ・ディ・ラーパ。
菜の花に似た見た目ですが、独特のほろ苦さと甘みが魅力です。
- なぜ秋まきがおすすめ?
- 冷涼な気候を好むため、秋から冬にかけての栽培に最適です。
- 病害虫の被害も少なく、初心者でも安心して育てられます。
- 育てるコツ
- 水はけの良い土壌で育てて、肥料を定期的に与えることで生育が良くなります。
- 蕾がつき始めたら、柔らかいうちにこまめに収穫することで、長く楽しめます。
- とっておきの食べ方
- オリーブオイルとニンニクでシンプルに炒めるのが、本場イタリアの定番レシピ。
- 茹でてからパスタに和えたり、スープの具材にしたりと、使い方は無限大です。
いますぐ始める秋まき家庭菜園!
さあ、あなたも種袋を手に、ワクワクする秋の菜園生活を始めてみませんか?
今回ご紹介した野菜の種は、ホームセンターや園芸店、インターネットでも手に入ります。
涼しくなってくる季節は、家庭菜園を始めるのにピッタリ。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

スイスチャード 種 『アイデアル』 サカタのタネ

【種子】FRANCHI SEMENTI RUCOLA SELVATICA ルッコラ・セルバチカ・エクストラ フランチ社

チーマ・ディ・ラーパ 種 『サレント』 トキタ種苗
コメント