【初心者向け】ビカクシダ育て方完全ガイド！枯らさないコツと人気品種・購入場所まで

「緑のある暮らしに憧れるけど、観葉植物って育てるのが難しそう…」
そう思いませんか？

もしあなたが、

おしゃれなインテリアグリーンを探している
ユニークな植物で周りと差をつけたい
比較的お手入れが簡単な植物がいい

と考えているなら、今回ご紹介する「ビカクシダ（コウモリラン）」こそ、まさにぴったりの植物です！

この記事では、私が実際に育ててみて「本当に買ってよかった！」と心から思えるビカクシダの魅力から、初心者でも安心して育てられるお世話のコツ、そしてどこで手に入れるのがベストなのかまで、あなたの疑問を全て解決します。

読み終わる頃には、あなたもきっとビカクシダの虜になっているはず！

ビカクシダってどんな植物？「貯水葉」と「胞子葉」が織りなすアート

まずはじめに、ビカクシダがどんな植物なのか簡単にご説明しましょう。
ビカクシダは、ウラボシ科ビカクシダ属に分類される着生植物。
「着生植物」とは、土に根を張らず、樹木や岩などに張り付いて育つ植物のことです。
そのユニークな姿から「コウモリラン」とも呼ばれています。

このビカクシダの最大の特徴は、葉が2種類あること。

貯水葉（ちょすいよう）：根元を覆うように張り付いている葉で、水分や養分を蓄える役割があります。
時間とともに茶色く枯れてきますが、これは自然な現象なので心配入りません。
むしろ、この枯れた葉もビカクシダの一部として、株を保護する役割を果たしています。
胞子葉（ほうしよう）：鹿の角のように大きく伸びる葉で、光合成を行い、成長を促します。
この胞子葉の形や伸び方は品種によって様々で、それぞれのビカクシダの個性を際立たせます。

この2種類の葉が織りなす姿は、まさに自然が作り出したアート作品。
一度見たら忘れられない、唯一無二の存在感を放ちます。

ズバリ！ビカクシダが今、おしゃれな人たちの間で人気の理由とは？

一昔前は、園芸愛好家の間でひっそりと楽しまれていたビカクシダですが、近年その人気は爆発的に高まっています。
なぜ、これほどまでに多くの人を魅了するのでしょうか？

1．唯一無二の圧倒的なデザイン性：まるでインテリアオブジェ！

先ほども触れたように、貯水葉と胞子葉が織りなすその姿は、まるで彫刻作品のよう。
お部屋に飾るだけで、そこがギャラリーのような洗練された空間に早変わりします。

特に、壁掛けにできる「板付け」スタイルは、省スペースで飾れる上、お部屋のアクセントとしても抜群の効果を発揮します。
シンプルなお部屋にも、和モダンなお部屋にも、どんなテイストにも不思議とマッチする万能さも魅力です。

2．思っているより簡単！初心者でもからしにくいタフさ

「珍しい植物って、育てるのが難しそう…」
いえいえ、そんなことはありません！ビカクシダは、その見た目のゴージャスさとは裏腹に、比較的丈夫で育てやすい植物なんです。

水やりの頻度が少なくて済むこと、多少の日陰でも育つことなど、忙しい現代人にも嬉しいポイントがたくさん。
もちろん、いくつか押さえておきたいコツはありますが、それさえマスターすれば、初心者さんでも十分に楽しめます。

3．成長がゆっくりだから、変化をじっくり楽しめる

観葉植物の中には、あっという間に大きくなってしまい、置き場所に困るものもありますよね。
でも、ビカクシダは比較的成長がゆっくり。

一つ一つの貯水葉が展開していく様子や、新しい胞子葉がにょきにょきと伸びていく姿を、時間をかけてじっくり観察することができます。
その変化の過程も、ビカクシダを育てる醍醐味と言えるでしょう。

4．品種によって様々な表情を見せる奥深さ

ビカクシダには、様々な原種や交配種が存在します．
胞子葉の形が細長く伸びるもの、幅広になるもの、白く毛羽立つものなど、品種によってその表情は驚くほど豊かです。

「この子はどんな風に育つんだろう？」と想像しながら品種を選ぶのも、ビカクシダの楽しみの一つ。
一つ育て始めたら、きっと他の品種も集めたくなるはずです！

「お世話は大変？」そんな不安は今日で終わり！ビカクシダを枯らさないための3つのコツ

ここまでビカクシダの魅力をお伝えしてきましたが、やはり一番気になるのは「お世話のしやすさ」ですよね。

ご安心してください！私が実際に育ててみて、「これさえ押さえれば大丈夫！」と感じた3つのポイントをご紹介します。

コツ1：水やりは「メリハリ」が肝心！

ビカクシダの水やりは、一般的な観葉植物とは少し異なります。

与え方：基本的には、貯水葉や苔玉、板付けの板全体が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
シャワーで株全体を濡らすように与えるのがおすすめです。
頻度：季節にとって異なりますが、目安としては「乾いたら与える」を徹底すること。
夏場は頻繁に、冬場は控えめに。貯水葉がカリカリに乾燥しているのを目安にするのも良いでしょう。
注意点：常に湿った状態は根腐れの原因になります。
水やりの後、しっかり水を切って風通しの良い場所に置くことが大切です。